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不良姿勢が起こす痛みと不調 

不良姿勢とぎっくり腰

歯磨きをしていてギクッ!

くしゃみをしてギクッ!

荷物を持ち上げようとしてギクッ!

トレーニングで負荷をかけすぎてギクッ!

 

皆さんは、ぎっくり腰になったことはありますか?

私は若い時に3回ぎっくり腰を経験しました。

 

「うー」と言いながらしばらくの間動けない。横になって休んでいて、寝返りをしようとしても痛い。ひどい時は呼吸をしても痛かった。3日ぐらいは痛いですよね

 

そんなぎっくり腰にはなりたくない。突然起こるぎっくり腰になりやすい場面があります

目次

ぎっくり腰になりやすい場面とは

ぎっくり腰になりやすいのは

骨盤が後ろに倒れて(丸まって)いて、急に腰を伸ばして体を起こそうとするとき

脱力して腰を丸めていたところから、急に筋肉を使って腰を伸ばすと痛みがでます


腰を丸めて歯磨きしていて、顔を前に向けて体を起こそうとするとき

腰を丸めてしゃがんでものを持ち上げようと、急に腰を伸ばした時

トレーニングジムで座って曲げた膝を伸ばして、足裏でぎゅーっと押すマシン運動で、腰を伸ばした時

急に腰を伸ばす動きは、ぎくり腰になりやすいようです

私がぎっくり腰にならなくなった理由

私は過去に3回ぎっくり腰になり、数日寝たまま過ごすことがありました

その頃は、インナーマッスルとか、アウターマッスルとか知らなくて、トレーニングジムに通って、ウエイトトレーニングをしていました

20代の時は、ボディービルに誘われるほど、筋肉をつけていました(笑)

筋トレしているのに、なぜぎっくり腰になるのかわかりませんでしたが

ある時、沖縄の空手の先生に

「インナーマッスルを鍛えないで、アウターばかり鍛えているのは、細い幹に重い実がついているようなもの。ポキッと折れますよね」と言われ、ハッとしました

空手、柔道、剣道など日本の武道では「肚をつくる」というように、昔からインナーマッスルと鍛えること、体の軸を作ることを大切にしてきました

体の軸がしっかりしていて、コイルのバネのようにしなやかであれば、多少のことではポキッと折れて痛みがでることはない、と思います

インナーマッスルを鍛えることで、私はぎっくり腰にならなくなりました

同じ姿勢を続ける時にぎっくり腰に

椅子から立ち上がる時にぎっくり腰になる人もいます

何時間も同じ姿勢で座っていると、腰や体がガチガチに固まった感じがしますよね

背骨の椎間板(=骨の間にあるクッション)には血管がありません。栄養を血液から補給することができません。

椎間板は、体を曲げたり伸ばしたい動かすことで、まわりにある体液から栄養や水分を供給します。

なので、ずっと腰や背中を動かさずに固めていると、栄養や水分が行き届かず
ガチガチになります。そんな時に、急に立ち上がると、ギクっと痛みが出てしまいます

時々、腰を丸めたり伸ばしたり、体をひねったりしながら仕事をしましょう
忙しくても、時々立ち上がることも大切です

姿勢美講座・姿勢美レッスンでできること

姿勢美講座では、みなさんの呼吸の癖を観察します

インナーマッスルの中心はお腹の一番奥になる「腹横筋」というウエスト周りに腹巻きのようについている筋肉です

この筋肉は、腹式呼吸をすることで動きます。

肩を上げて息をすったり、お腹がまったく動かない呼吸をしていると、インナーマッスルは働きにくくなります

インナーマッスル鍛えるには「呼吸」のトレーニングをすることが大切です

姿勢美レッスンでは、呼吸で使われる「腹横筋」「横隔膜」「骨盤底筋群」「多裂筋」を意識しながら、さまざまな運動をし、インナーマッスルを鍛えて、体の軸をつくっていきます

体にしなやかでしっかりした軸ができると、疲れにくく、手脚が楽に動かせるようになります

日常生活の中のすきま時間にできる運動をお伝えします。ちょっとした時間に呼吸トレーニングをすることで、楽しく楽に体が変化してきます

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