二足歩行ロボットと高齢者

二足歩行のロボットは、かなり動きがスムーズになってきましたが、歩き方がまだまだ不自然な感じがしませんか?
どこが不自然かと考えてみると
①股関節が曲がったまま
②膝が伸びていない
③バランスがとりにくそう
これらは、高齢者の歩き方と似ていませんか?
ロボットには筋肉がありませんので、関節で動くしかありません
高齢者も筋肉が衰え、関節でなんとか体を保っています
股関節には、曲げたり伸ばしたり回したりする股関節の動きに合わせたいろいろな筋肉がついています
お尻の筋肉は3層になっており、大臀筋は股関節を伸ばすための大きな筋肉です
膝を伸ばしたり曲げたりする筋肉が、膝にもいくつもついていて
足部においては、どんな地面にも対応するように細かな骨を動かす、とてもたくさんの小さな筋肉がついていて、バランスが取れるようにしています
これらがないロボットは、転倒しないためにできるだけ体を安定させなければいけません
股関節を曲げて、膝を曲げて歩くと、体は安定しやすくなります
高齢の方も、転倒を防ぐために、無意識に股関節を曲げ、膝を曲げて歩いています
安定はしますが、人間は関節のまわりに、筋肉や靭帯、関節包、脂肪など、いろいろな組織があり、偏った使い方をしていると痛みがでてしまいます
できるだけ長く、痛みなく健康にすごすには、正しい筋肉の使い方を身につける必要があります
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