正しい習慣とは
夫婦でも、友達でも、職場でも、国でも、そんな言い合いをすることがありますよね。
考え方や健康法など、それぞれにあったやり方が無数にある場合は、何が正しいのか決めるのは難しですが、体に関してはそんなに大きな違いはありません。
骨の並びや筋肉のつき方、内臓の位置など、ほとんどの方は共通しています。
なので、足・脚の動かし方、手・腕の動かし方、首や頭・目の動かし方、呼吸のし方など、本来の人の体の動かし方、癖のない状態の動かし方を習慣にすれば、不調は改善していくはずです。
考え方については、どんな時代でも、どの地域でも、共通して「正しい」と思えることが、「正しい考え方」「人としての基本の考え方」だと私は思います。
食べ方については、たまにとても特殊な人がおり、肉しか食べない人、青汁だけで済ませる人、ほとんど食べない人、果物しか食べない人がいます。健康であるかどうかはわかりませんが、生きることができています。
そういう特殊な場合は別として、自分の体質や体調に近い人で、健康な人の食べ方を「正しい食べ方」としてみると良いのではないかと思います。
食べ方によって、「心が変わる」ということもあります。肉食だった人が、野菜中心の食事に変えたら、とても穏やかになったとか。小麦を食べるのをやめたら、頭がスッキリし、原因不明の体調不良がなくなったとか。
自分にとっての「正しい食習慣」というのを、自分の心と体に聴きながら、試して「自分流」を見つけるしかないと思っています。