大豆の上手な摂り方
目次
- ○ 大豆は加熱が必要
- ○ 食べ方
- ○ 大豆の摂取量の目安
- ○ 間食で食べる
- ○ 体に聞きながら食べる
大豆は加熱が必要
加熱していない大豆には、膵臓から出るトリプトシンという消化酵素の働きを邪魔するものが含まれています。
大豆は生のまま食べると、消化不良を起こし、下痢や嘔吐することがあります。
大豆を食べるときは、茹でるなど加熱して食べないといけません。
食べ方
なんでもそうですが、体に良いからと言って、食べすぎてはいけません。
適量をしばらく食べ続けてみて、体調が良く感じれば続ければ良いし、悪くなればやめればいいと思います。
大豆が嫌いな人は、無理に食べずに、他のもので代用すればいいですね。
「大豆に含まれる成分に無駄なものは一つもない」ので節分豆や煮豆のように丸ごと食べると良いという人がいます。
大豆まるごとが苦手な人は、大豆製品を組み合わせて食べてみましょう。3食で食べる場合は、豆腐1/3丁+豆乳200ml+納豆1パックなど。
大豆が良いと言われる一方で、大豆の成分のサポニンの中に毒性があるという人もいます。これは賛否があり、まだはっきりとしたことはわかっていません。
一番良い食べ方は、「自分の体と相談しながら食べる」ということですね。一人一人体が違います。家族であっても何を食べると元気になるのかは違いますので、自分の体、自分の腸に相談してみましょう。
大豆の摂取量の目安
大豆を毎日どのくらい摂ったらいいのでしょうか?
よく目にする目安は、大豆タンパクを1日25g程度とると良いというものです。
大豆の35%が大豆タンパクということですので、25g÷035=71.42g
大豆を70〜75gぐらいとれば良いということ。
お豆腐にもよりますが、豆腐1丁に75gぐらいの大豆が入っているようです。
豆腐だけではつまらない、という方は組み合わせてみてください。
例:豆腐1/3丁+豆乳200ml+納豆1パック(50〜60g)
ちなみに、豆腐一丁は、都心では300〜350g、地方では350〜400g。
沖縄のスーパーで売られている豆腐一丁は、800g〜1kgというところもあります。
間食で食べる
節分に食べる炒り大豆。おやつがわりにポリポリ食べるのもいいですね。
美肌のおばあちゃんに教えてもらった炒り大豆の作り方をマネしたのですが、なかなか市販の節分豆のように、カリッとはなりませんでした。
節分の前に、炒り大豆を少し買いだめして食べています。
体に聞きながら食べる
私の体に大豆が合うからといって、みなさんにもいいかどうかはわかりません。
みなさんのお勧めの食材が、私には不調の原因になることもあります。
血がつながっている家族でも、体に合う食べ物は違います。夫婦ならいっそう違うことが多いです。
大豆を食べると気分が悪くなるとか。
大豆を食べるとガスがたまりやすくなったり、便秘になったり、逆に下痢をするのであれば、食物繊維が腸に強すぎてしまうのかもしれません。量を減らしたり、腸の調子がいいときに試すのもいいかと思います。
期間を決めて試してみて、体と相談しながら、自分の体に合うものを探していきましょう。